こんにちは!あんずです。
「留学先で語学を頑張ったけど、帰国したら英語力落ちちゃうんじゃないかな…?」と不安になったことがある方、この記事ではそんな不安を解消する方法を解説します。
私自身、アメリカ交換留学からの帰国後、語学力維持&向上のために色々な方法を試しました。そして、帰国後勉強の甲斐があり、帰国した後約半年で英検1級を取得しました!
私が実践したことやアドバイスについてまとめますので、語学力維持&向上に不安がある方、その方法を知りたい方はぜひご覧ください!
語学力維持のためにやったこと
語学力維持のためにやったことと英検1級取得のためにやったことがそれぞれありますので、順に紹介します。まずは語学力維持のためにやったこと3つを紹介します!
洋楽を聴いて、モチベーションを上げる
まず、よくある方法ですが、洋楽を沢山聴きました。もちろん好みの曲を聴いたらよいと思いますが、私はアメリカにいた時によく聴いた曲や思い出に残っている曲を繰り返し聴いて、英語漬けだった頃の思い出を振り返っては「よし、また友だちに会った時にちゃんとコミュニケーション取れるように英語忘れないようにしないと!」とモチベーションを上げていました。
私の場合は、学校帰りの電車内で洋楽を聴いて、リラックスしつつ英語に対するモチベーションを上げ、次の語学力維持方法へ気持ちを持っていってました。
一人で英語をしゃべりまくって、スピーキング力を維持する
次に、ひたすらに一人で英語を喋りまくってスピーキング力の維持に努めていました。
私の場合、学校帰りに電車内では洋楽を聴いて、最寄駅から自宅まで自転車を漕いでいる間は英語を一人でブツブツと喋るという流れを作っていました。
もちろん、話し相手がいた方がよりよいですが、私の周りには日常的にスピーキングの練習相手になってくれる人はいなかったため、一人で喋っていました。自転車を漕ぎながらだったので、あまり大きな声で喋らなければ周りに怪しまれることも意外とありません。笑
喋っていた内容は、主に2つです。1つは、親しい人が聞いていることを想定してその日に起こった出来事について話すというものです。これは、留学中いつもホストファミリーに対してやっていたことなので、そこで培ったスピーキング力を維持するために帰国後も一人で続けていました。
もう1つの一人で喋っていた内容は、自分の苦手な発音を沢山入れた文章を考えて繰り返し言う、というものです。日本人が特に苦手とする”L”と”R”の発音は、私も例に漏れず一番苦手としていたので、だったら徹底的にやろう!ということでひたすらそれらの音が入っている単語をたくさん使った文を作り、ブツブツ繰り返していました。
どんな文を作るかは本当にお好みでよいのですが、例えばこんな感じです。
”My uncle Richard brought my little sister a present. She got a doll in a beautiful dress.”
※私の叔父にリチャードはいません。笑
こんな風に”L”や”R”をたくさん使った文を作ったり、他には”th”や意外と日本人が苦手な”G”を使った文を作ってブツブツつぶやいていました。
この一人で英語を喋りまくる作戦は、スピーキング力を維持するだけでなく発音を改善するという意味でも個人的にはかなり効果があったと思っているので、おすすめです!
TED Talksを聴いて、リスニング力を維持する
3つ目は、次に紹介する英語力向上にもつながるのですが、TED Talksをたくさん聴いてリスニング力を落とさないようにし、さらにリスニング力や語彙力を上げようとしていました。
まず、TED Talksとは、各界のプロフェッショナルが主に英語でプレゼンテーションをする動画を無料で見ることができる動画配信サービスです。
TED Talksの便利な機能として、日本語・英語字幕の付けることが可能、再生スピードの調節が可能という点があります。日本語や英語字幕を付ける、スピードを落として聴くなど、自分のレベルに合わせて動画を視聴することができるので、英語を勉強する身にとっては嬉しい機能です!
プレゼンテーションをするのは各界のプロフェッショナルなので、内容が難しい場合、英語のネイティブスピーカーでない場合も多くあります。ですが、英語を使って新しいことを学んだり、色々なアクセントの英語を聴くことでより耳が鍛えられます!また、耳を鍛えるだけでなく、新しい語彙やフレーズを学ぶことも可能です!
私の場合は、朝の通学路の電車内で聴いていました。朝聴いていた理由は、朝は頭がクリアなので集中しやすいと思ったからです。やる気がある時は、英語字幕を付けたり外したり、スピードを調節したりして1つのプレゼンテーションを5回以上聴いていました。
TED Talksにはアプリもあります。興味のある方は以下から詳細をご覧ください。
Apple Store/Google Play
英検対策のためにやったこと
次に、英検1級対策のためにやったことを紹介します。市販の問題集はやりこんでいたので、以下で紹介する2点は+aでやっていたことになります。
自分専用の単語ノートを作る
まず一つ目に、自分専用の単語ノートを作りました。
単語帳はそれぞれのレベルに合わせて書店にたくさん並んでいますし、私も英検1級用の市販の単語帳を購入して使っていました。ですが、留学を経験した人が単語帳を見ていると「意外と知ってるな」と感じることもしばしばあります。そこで次にやるべきなのが、自分専用の単語帳を作ることなのです!
私がやっていたことをご紹介します。
- 英文を読んでいたりTED Talksを聴いていて知らない単語やフレーズにであったら、最低限それをメモする。できれば意味を調べる。
- 自分の知らない単語リストができてきたら、ちょこちょこ見直し、復習する。
- 時々自分で単語テストを行って、5回正解できたらその単語は消す。
これを繰り返していくと、知らない単語リストが結構長くなっていくものです。それをどんどん消化していくことで、自分の知らない単語を効率よく覚えていくことができます。
私はノートを使っていましたが、単語カードや単語帳アプリなどお好みのものを使ってください!
友だちにスピーキング対策(ライティング対策)に付き合ってもらう
二つ目の英検対策として、友だちにスピーキング対策に付き合ってもらいました。
幸いにも友人に英検1級を持った帰国子女の子がいたので、その子に一番苦手だったスピーキング練習に付き合ってもらったことがありました。具体的にやったこととしては、実際に出そうな質問に対して私がまず答えてみて、言い回しや単語選びについてのアドバイスをもらう、ということをやりました。
リーディング力やリスニング力を上げていくことは一人での学習でもある程度可能ですが、スピーキングやライティングは英語ができる人にアドバイスや添削をしてもらうことが非常に有益です。周りに帰国子女やネイティブスピーカーがいなくても、お世話になっている英語の先生や、もしあれば大学の英語学習相談室などに一度相談に行ってみると良いと思います。練習に付き合ってもらえなくても、一緒に練習できる相手や方法など、有益な情報を得られるかもしれません。
おわりに
いかがでしたか?
留学帰国後に英語力を維持するも向上させるも、はたまた低下させるも個人の努力次第です。
そして、それを左右するのは日々の小さな積み重ねです。
みなさんが、語学力を足場としてより大きな可能性を切り開いていくことを祈っています!
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