【留学体験談・学校生活編】アメリカの現地高校での1日のスケジュールは?~後編~

海外体験記

こんにちは!

この記事では、私のアメリカ交換留学の経験をもとに、アメリカの現地高校の1日のスケジュールを起床から帰宅まで紹介していきます! この記事は後編で、3時限目から紹介していきます。

前編をまだお読みでない方は、ぜひこちらを最初にお読みください!

10:40-11:30 3限(理科)

2限の音楽室から別の教室に5分で移動し、3限の理科の授業を受けます。

この時は、環境科学を取っていました。アメリカの高校では、物理や化学、生物という日本の高校によくある理科の授業よりも多い選択肢の中から自分の取りたい科目を選ぶことができます。この授業を取っていたのは、主に3年生や4年生でした。

当時の私は日常生活での会話も満足にはできないほどの英語力しかなかったので、環境科学というそれまで触れてこなかった分野の英単語なんてわかるわけもなく、かなり苦労した授業の1つです。

しかし、優しい先生で、しかもリンゴを齧っているせいで授業開始時間が数分遅れるということがあるようなゆるい方だったので、なんとか単位を落とすことなく修了することができました。

11:35-12:55 4限(マーケティング)&ランチ

4限の授業は、パソコン室で受けるマーケティングの授業でした。

見出しをみて「4限ランチ?」と不思議に思った方もいるかもしれません。そうなんです、アメリカの高校のランチの取り方は、日本のように皆いっせいにお昼休みに昼食をとるのではなく、ランチ時間が3部制に分かれているのです。

なので、人によってランチを食べる時間が違うんです。ランチ時間の制度や、現地の生徒の定番のランチメニューについては長くなるのでこちらの記事で紹介しています。よろしければご覧ください!

そして、4限の話に戻りますが、マーケティングというのも日本に高校にはない授業ですよね。大学の商学部などにはありそうですが、高校では珍しいと思います。

そもそもマーケティングとはなんであるかや、マーケティングミックス(4Cや4Pのこと)など、超基礎的なことを学んでいました。授業方法としては教科書を使ったりパソコンを使ったり、発表をしたりしましたが、この授業もやさしくてゆるい先生だったのでなんとかやっていました。

ちなみに、この授業を取っていた学年は様々で、1つの教室に1年生から4年生までが揃うという授業でした。純粋に興味がある人が取る、という感じですね。

そして、次の5限が私が一番苦しんだ授業なのです…

13:00-13:50 5限(英語)

5限の授業は、英語でした。

この授業が一番キツかったです。だって、英語を第一言語として操ってきた3年生(16-17歳)と一緒に、日本でいう国語を習うという感じですから。

一番辛かったのは、1800年代のアメリカの文学を読まなければならなかった時でした。その時取り上げられていたのは”The Scarlet Letter”(邦題は緋文字)という、ピューリタン(プロテスタント諸教派の総称)社会で罪を犯してしまった女性が主人公の物語です。

150年ほど前の小説なので使われている英単語が古かったり、物語り自体が色々と複雑だったり慣れない文化についての話だったりと、実際に涙が出てしまったくらい苦労しました。先生も、他の先生に比べるとかなり厳しい方だったので、それも余計に辛くなる要因だったなぁと今では懐かしく思います。

色々と苦労したわけですが、英語ができない日本人留学生がどうやって単位を落とさずに1年を終えたのか、実際に日々の宿題や復習でやっていたことをこちらの記事で紹介していますので、よろしければご覧ください!

13:55-14:45 6限(コーラス)

毎日かなり憂鬱だった英語の後は、コーラスの授業でした。コーラス、つまり合唱ですね。

私は基本的に音楽が好きなので、2限のブラスバンドだけでは飽き足らず、あまりやったことのない合唱も授業で取ってしまいました。

コーラスの授業にも2種類のレベルがあり、私はほとんど初めての合唱だったので初級の方を履修しました。ですので、クラスメイトは全員1年生か2年生でした。

ブラスバンドと同じく、年に一度練習の成果を披露するコンサートを開催するので、それに向けて練習する期間が長かったです。

コーラスの授業には、比較的やんちゃな生徒が多かったのですが、思わず「グランマ(おばあちゃん)」と呼びたくなるような素敵な雰囲気の先生だったので、みんなから慕われて歌を歌って楽しく授業をする、というような雰囲気でした。

14:50-15:40 7限(米国史)

1日の最後の授業は、米国史の授業でした。

授業の名前の通り、アメリカの歴史を学びます。英語の授業と同じく、この授業も3年生用の授業だったので、クラスメイトはみんな同じ学年の生徒でした。

米国史は英語の次に辛かった授業なのですが、中でも辛かったポイントは頻繁にある小テストです。日本語でやれば全然難しくないようなテストでしたが、いかんせん英語ができないので小テストで知らない単語が出てきたときのガックリ感と言ったらないのです。笑

それでも、優しいクラスメイトに助けられり、先生も厳しくも愛のある方だったので、なんとかやり切ることができました。

おわりに

いかがでしたか?

アメリカの高校での1日のスケジュール以外にも、色々な留学体験談を紹介していますので、他の記事も興味のあるものがあればぜひご覧ください!

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