アメリカの高校のランチ事情。お弁当は何持っていくの?【留学体験談】

海外体験記

こんにちは!

この記事では、アメリカの現地高校へ交換留学をしていたあんずが、アメリカの高校のランチ事情を紹介します。

お弁当は何を持っていくの?現地の生徒は実際何を食べてるの?などの疑問にお答えします!

ランチは3部制!?

日本の高校では、昼休みに教室か食堂でお弁当を食べるというのが一般的ですよね。そんな学校のランチの慣習も、国が違えばかなり異なるものです。

まず、私が通っていたアメリカの高校では、ランチは全員一緒のタイミングでは食べません。つまり、ランチ時間に3部制を導入しているのです。

Aランチ、Bランチ、Cランチ(定食名ではありません!)と、人によって異なるランチ時間が割り当てられます。

なぜ時間をずらす必要があるのかというと、全校生徒2000人は一度に食堂に入らないからです。これに対して、「別に食堂じゃなくて教室で食べる人もいるんじゃないの?」と思われるかもしれません。

しかし、私が通っていた高校では、ランチは食堂で食べなければならないというルールがありました。ですので、この理由はわかりませんが(防犯的な理由かな?)、生徒のランチの時間をずらし、食堂を3回転させてランチの時間と場所を確保するというシステムでした。

3部制にしたら授業時間がずれちゃうんじゃない?

ここまでで、 「3部制にしたら授業時間がずれてしまうのではないか?」と疑問に思った人もいるかもしれません。

ランチを3部制にしたばかりに統一されていた授業スケジュールが崩れるというのは困りますよね。

そこでどういう対策が取られていたかというと、通常は1限50分のところを、ランチを取る4限目は80分にするという方法で対応していました。4限目の間に、25分のランチ時間を確保する、ということですね。

具体的に説明すると、こういうことです。

  • Aランチの人:11:35~12:00でランチを取り、12:05~12:55で4限目の授業
  • Bランチの人:11:35~12:00&12:30~12:55で4限目の授業、12:05~12:30でランチを取る
  • Cランチの人:11:35~12:30で4限目の授業、12:30~12:55でランチを取る

見ての通り4限の授業が3分割されていることがわかります。ですので、3つのランチ時間は4限の授業のクラスごとに割り振られていました

ちなみに、12:00~12:05は校長先生が校内一斉放送をする時間でした。この時に連絡事項等を伝えるわけですが、この校内放送の時に「忠誠の誓い(Pledge of Allegiance)」も行います。

「忠誠の誓い」とは、アメリカ合衆国へ忠誠心を宣誓するために、以下の誓いを暗誦することを言います。宣誓する時は、起立して国旗の方へ向き、右手を左胸に置くことになっています(立っているだけの生徒もいました)。


I pledge allegiance to the Flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all.

定番ランチは?

次は、私が実際に持って行っていたランチと、現地の生徒の定番ランチを紹介します。

ちなみに、アメリカのランチというと、日本では定番のお弁当箱に詰めるのではなく、ジッパー付きの袋に食べ物を入れるというのが定番でした。

私が実際に持って行っていたランチ

私がよく作っていたのはサンドイッチです。ハムやチーズを挟むときもあれば、ジャムを塗ることもありました。サンドイッチ&穀物チョコバーというのが私のいつものお弁当メニューでした。

他には、家にある干しレーズンや朝ごはんのマフィン、ポテトチップスを袋に詰めて持っていくこともありました。

定番ランチ

次に、現地学生の定番ランチを紹介します。

多くの人はサンドイッチやフルーツ、カットした野菜を持ってきていました。中には、小さめのリンゴを丸かじりしている友だちもいました。

ではここで、日本人の私が驚いた定番ランチメニュー3選を紹介します!

1.生のベビーキャロット

私が驚いたアメリカの高校生の定番ランチ1つ目は、生のベビーキャロットです。

これを袋に入れて持ってきている人は沢山見ましたが、みんな生のままバリボリ食べるんです。生だと結構硬かったりするんですが、みんな平気で食べていました。

リンゴを丸かじりする人も何度も見たことがあるので、アメリカ人は歯が強いとかあるのかな…?笑

私も生でベビーキャロットを食べてみましたが、予想通りの味と食感でした。

2.ピーナッツバター&ジェリーのサンドイッチ

驚いたもの2つ目は、ピーナッツバター&ジェリーのサンドイッチです。

ジェリーとは日本でいうジャムのことです。

…となると、ご想像の通り、 ピーナッツバター&ジェリーは「甘い&甘い」の組み合わせなんです。これ、私も作って食べてみましたが、想像通り、いや想像以上くらいに甘かったです。

しかし、これがクセになるという類のものなのか、これを食べている人もたくさん見ました。

3.生のセロリ&ピーナッツバター

驚いた定番ランチの最後は、 生のセロリにピーナッツバターを付けて食べるというものです。こちらもかなり定番のメニューでした。

私にとっては、生でセロリを食べるということだけでも衝撃だったのですが、そこにピーナッツバターを付けるというのは重ねて衝撃でした。

「アメリカ人はピーナッツバター好きなんだ」と友人の一人が言っていましたが、アメリカのスーパーには確かにピーナッツバターの大きなビンがずらっと並んでいます。

私も生のセロリ&ピーナッツバターの組み合わせを試してみましたところ、私の好みではありませんでしたが、小さい頃から身近にあれば好きになる気持ちもわからなくもないかな、と言う感じでした。

学校で買うなら何?

最後に、家からランチを持ってこない場合は学校の売店で何が買えるのかを紹介します。

学校の売店では、ベーグル、カップラーメン、ピザなどが置いてありました。

ベーグルはブルーベリー入り&クリームチーズ付きで、私の好きなメニューの一つでもありました。カップラーメンも食べましたが、やはり日本のカップラーメンには敵わないなという感じです。

ピザについては、「学校のピザは脂っぽくておいしくない」と敬遠する人が多かったので、私もそれに乗っかって食べませんでした。今振り返ると食べておくべきだったと思います💦

おわりに

いかがでしたか?

アメリカの高校のランチ事情以外にも、私のアメリカ交換留学の体験談についての記事をたくさんアップしてますので、ぜひご覧ください!

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